110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

学術会議の任命問題、幕引きはこんな感じかな?

学術会議の任命問題については既に幕引きの方法は政府側は決めていると思う。

手順に若干のバリエーションがありそうだが、こんな感じかな?

総理が答弁するならば、

「最初の予定通りに、私はリストも含めて一覧しました(または、改めて確認しました)、当初の見解の通りに、6名の任命拒否します、拒否理由については、公職(公務員)に関わる人事ですのでお話いたしません」

「法律の解釈については、過去の答弁もありますが、当時とは学術会議の運営も異なるので同一解釈で良いとは思われません、一部誤解があるようですが、法律にも、内閣総理大臣に任命権がありますので、今回の措置としました」

ダメ押しするならば、

「当時も任命という言葉が使われていた以上、可能性としてはあったわけです、その権利を行使するかどうかは、権利の行使者にゆだねられていると思います」

このところの自民党の政治から考えると、こうされてしまうと、新しい事実が出ない限りは追及は不可能だと思う。

 

ただし、今回の事件は有意義な結果をもたらすと思う、本当は隠しておきたかった部分に、普通の人の目が注がれることになることになる。

一般に学術関係、もう少し狭い範囲でいうと、大学の教授などの知的階層に不満が鬱積していること、下手しなくとも、このままいくと(今までもそうだったのだろうが)、日本の知的レベルが低下することが、伺えること。

これに対して、一部の政治家や国民は、単なる任命問題を、学術会議の運営内容に問題をすり替えて糾弾してること(これは、政府自民党側も、意図してかしてないかは別として、世論を誘導した)。
国民のある層に理性的でない不満が鬱積しているだろうこと、それを先導しようという人もいること。

 

私は、良い意味で、学術会議を完全に民営化(独立)するべきだと思うよ。

未だ、日本の学識者に投資をしようという人・法人・国はあるだろうからね、その方が自由に研究ができるし、プロデューサーに有能な人を揃えられれば、今まで以上の研究費を用意できると思うんだよね。

中国との関係を危惧する向きもあるが、次世代(6Gなのかな)は中国が先行するのではないかという予測もあるよね、だから、保険はかけておかないとね、ただでさえ、ITに弱い国が、あっというまに、後進国に成り下がるよ。