学術会議問題、文章の改ざん、違法性
学術会議側「文章改ざん」「違法性」
日本学術会議の任命をめぐって、菅総理が105人の推薦者リストを「見ていない」と説明したことについて、学術会議側から「文書の改ざん」や「違法性」の指摘が相次いでいます。 菅総理大臣は9日、日本学術会議からの推薦者リストについて、任命されなかった6人を含む105人のリストは「見ていない」として、先月28日に見た時点で99人になっていたと説明していました。 これについて11日、学術会議の元会長で東京大学の大西隆名誉教授は、JNNの取材に対し「学術会議は総理に対して105人を推薦をしている。総理に伝わる前に他の誰かがリストから6人を削ったのであれば、文書の改ざんとなり大きな問題」と述べました。 そして、法律には「学術会議の推薦に基づいて、総理大臣が任命する」と規定されていることを踏まえ、「菅総理が105人の名簿を見ていないなら、学術会議の推薦に基づかず任命したことになり、法律の規定に反する」と指摘しています。 また、任命されなかった6人の1人、早稲田大学の岡田正則教授も「任命権者(菅首相)に推薦が到達していないのですから、任命拒否はありえない」として、「菅首相の『任命行為の違法性』がますます明確になった」との見解を示しました。(11日16:27)
TBSNews
私は、今回の政府側の対応には違法性があると思うし、これに対してきちんと回答すべきだと思っている。
ただし、学術会議の存続や見直しについては何も考えてはいない。
この程度の茶番しかできない政府や管轄省庁には見切りをつけて民間へ行った方が将来性があると思うだけのことだ。
何故「学問の自由」などという揚げ足を取られやすい論拠に学者諸氏が拘泥したのかは、普段から学問の自由が無いと思っていたことが、今回の学術会議問題を機に噴出したという見解を持っている。
大学などで教授の地位にある人たち、これを、狭義の学識者だとすると、彼らの学問に取り組む自由度がなんらかの形で圧迫されて続けているのだろう。
そう考えるのが妥当だと思うのだ。
当然、その管掌はわが国では文科省(あたり)にあり、その政策が、まぁ、外れて続けているのだろう、予算も無いだろうしね、高校の無償化などで持っていかれてるだろうしね。
大学のレベルもアジア圏で低下しているし、学生の国際比較でもレベルは低下傾向だ。
しかし、最近クイズなどに出てくる東大生などは良く物事を知っている様に見えるのだが、たぶん、それ以上に近隣諸国のレベルが上がっているのだろうね。
それに追随できないのは何も老害というわけではなく、現役世代の問題であろう。
でなければ、政治の問題なのに、一生懸命、学術会議などという小さな相手に対して、政治や政治家を擁護する意見をひねりだし、現在の日本の対外的な知的レベルを棚上げしている状況は滑稽だと思う、私は、アベノマスクの方が無駄遣いだったと思うけれどもね。
もしかすると、偏差値でいうと私のような凡庸な連中がこぞって同調して、学識者を非難している最近の日本らしい構図の一つなのかな?