110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都2539名で、重症者は278名(-13)、死者は10名、首都圏7023名、全国比42%

東京都で新規感染者数を3桁までは下げたいところ(素人の戯言だけれども)、医療体制に余裕が出るまでは感染が下がったとしても、さらに1ヶ月位かかるかもしれないしね。

そして、その間にリバウンドさせないことだね。

さて、菅首相もその一派として批判された、オリンピック、パラリンピックがもう少しで閉会する、オリンピックとコロナ禍の関係を識者が評価する記事を目にすることもできるようになった。

それは、やはり、直接的な関係はないというものだった。

すなわち、全ては国民の心理的なものだということになる。

私の入手できる情報は限られているのだが、それでも、日々積み重ねたものを見返すと、オリンピック開催時には、とんでもない感染拡大傾向にあった。

それが、オリンピック開催に結び付けられ、ひいては、開催を支持した政権の批判になった。

今日は、パラリンピックのいくつかの試合を見ていたけれども、こんなに頑張るアスリートの姿は、プロスポーツでは見れないだろうな、と思った。

昨日は、W杯アジア最終予選で、負けるはずがないと思った日本はオマーンに負けた、オリンピックに出場して、私達を熱狂させた、吉田も遠藤も酒井も堂安も久保も出たのに、全然別人のようだった。

菅総理は、前回、1964年の東京オリンピックの感動を伝えたいと言うようなことを言っていたが、確かに、各競技のパフォーマンスとしては十分に匹敵するものがあると思う、しかし、それを見ようともしない人々がたくさんいることも事実だろう。

政治の世界で、どういう駆け引きがあったのかは私にはわからない、彼は、政界は退かないかもしれないけれども、総裁、総理の場からは退くことになる。

この相当な批判を受けた、菅総理の選択の結果は、もし、この夏のイベントが全て開催されていたとしても、間違いなくオリンピックやパラリンピックにはかなわないだろう。

私は、天の邪鬼だ、世論の内閣支持率が最低だろうと、本当に見えてないのは、支持しない連中の方だと思う。

自分勝手に感染拡大したのは国民だ、それを、政府をスケープゴートにして、自らの落ち度を認めようとしないこと、それは、先々の日本の姿を暗示しているのではないかと思う。