江戸巷談藤岡屋ばなし(鈴木棠三著)
本書は1991年三一書房刊行、現在はちくま学術文庫で読める。
昨年、ちくま学術文庫の中にはさんであった、著名人のお勧めの本のなかで「藤岡屋・・・」は、確か2名の方がリストに挙げていた(実は、この中には、先日上げた「人殺しの研究」もあった)。
そういう素性だから、機会があれば読んでみたくなるわけで、一読してみたわけだ。
内容は、よくもまぁこんな情報があるものだという種類のものが多く、とても面白い。
当時の判決文なども数多く収められているのだが、時代を反映してか、社会秩序を維持のする観点からの判決が多い。
しかも、管理責任に関しては、直接事件に関係していなくても非常に重いものがあるように思われる。
それが良いのか悪いのかは。また、新たな論点だが、判決自体はとてもシンプルだ。
現在のような多様性のある時代は、いかようにも解釈できるという可能性で、停滞する余地もあるもかもしれない。
昨年、ちくま学術文庫の中にはさんであった、著名人のお勧めの本のなかで「藤岡屋・・・」は、確か2名の方がリストに挙げていた(実は、この中には、先日上げた「人殺しの研究」もあった)。
そういう素性だから、機会があれば読んでみたくなるわけで、一読してみたわけだ。
内容は、よくもまぁこんな情報があるものだという種類のものが多く、とても面白い。
当時の判決文なども数多く収められているのだが、時代を反映してか、社会秩序を維持のする観点からの判決が多い。
しかも、管理責任に関しては、直接事件に関係していなくても非常に重いものがあるように思われる。
それが良いのか悪いのかは。また、新たな論点だが、判決自体はとてもシンプルだ。
現在のような多様性のある時代は、いかようにも解釈できるという可能性で、停滞する余地もあるもかもしれない。