悪魔のいる文学史(澁澤龍彦著)
本書は1972年中央公論社刊行、1982年同社より文庫本化されたものを読む。
本書は、今まで読んできていないカテゴリーで、たまたま、とある図書館のリサイクル資料にあったものを頂戴して読み始めたところ、大変面白かった。
(リサイクル資料もあなどれない)
19世紀フランスの、あまり日の目を浴びなかった詩人、そして神秘家達を取り上げて、その内容や生涯を記していくというもの。
そして、当時、注目をされながら、その後社会の中に埋もれていく者もあれば、逆に、注目されなかった者が、再発見されて名前を残すというような状況を垣間見ることになる。
文学というものは、思想・哲学とは少し異質なものとの先入観があるのだが、最近、その垣根がすこしずつ低くなってきた。
それは、バタイユのように、文学者でありながら、思想家である人に触れることができたからだと思う。
そして、文学者の方が、より実践的、行動的であると思うのだが・・・・?
いかがなものだろうか。
本書は、今まで読んできていないカテゴリーで、たまたま、とある図書館のリサイクル資料にあったものを頂戴して読み始めたところ、大変面白かった。
(リサイクル資料もあなどれない)
19世紀フランスの、あまり日の目を浴びなかった詩人、そして神秘家達を取り上げて、その内容や生涯を記していくというもの。
そして、当時、注目をされながら、その後社会の中に埋もれていく者もあれば、逆に、注目されなかった者が、再発見されて名前を残すというような状況を垣間見ることになる。
文学というものは、思想・哲学とは少し異質なものとの先入観があるのだが、最近、その垣根がすこしずつ低くなってきた。
それは、バタイユのように、文学者でありながら、思想家である人に触れることができたからだと思う。
そして、文学者の方が、より実践的、行動的であると思うのだが・・・・?
いかがなものだろうか。