旧約聖書物語(山本七平著)
本書は1984年三省堂刊行のもの、私は1988年徳間文庫版で読む。
ちなみに、本書の正式書名は「山本七平の旧約聖書物語」で、そういえば、昔は、ある程度名前の知られた著者名を、本の題名に取り入れることがあったなぁ・・・と思った。
(本書は今でも入手可能なのだろうか?)
たぶん、昨年本書に出会ったら、読まなかったであろう。
その心境の変化は、特に宗教に関心があるということよりも、いわゆる精神史ということを考えるとときに、キリスト教(ユダヤ教)の影響は計り知れないからだ。
そして、著者が山本氏であることも、読むきっかけとなった(山本書店でも、その手の本の翻訳などを取り扱っていたし)。
さて、本書を読んでの感想だが、旧約聖書という範囲での解説であったが、あらためて「聖書」というものの価値、その位置づけを見直した。
人間がその弱さゆえに、神との契約を破り、国を起こし、滅ぼされ、そして再生するという、その歴史について、本書を読むことで、少しは、理解できたように思う。
しかし、興味は持ったが(分厚い)「聖書」を読むことは、当分なさそうだ。
ちなみに、本書の正式書名は「山本七平の旧約聖書物語」で、そういえば、昔は、ある程度名前の知られた著者名を、本の題名に取り入れることがあったなぁ・・・と思った。
(本書は今でも入手可能なのだろうか?)
たぶん、昨年本書に出会ったら、読まなかったであろう。
その心境の変化は、特に宗教に関心があるということよりも、いわゆる精神史ということを考えるとときに、キリスト教(ユダヤ教)の影響は計り知れないからだ。
そして、著者が山本氏であることも、読むきっかけとなった(山本書店でも、その手の本の翻訳などを取り扱っていたし)。
さて、本書を読んでの感想だが、旧約聖書という範囲での解説であったが、あらためて「聖書」というものの価値、その位置づけを見直した。
人間がその弱さゆえに、神との契約を破り、国を起こし、滅ぼされ、そして再生するという、その歴史について、本書を読むことで、少しは、理解できたように思う。
しかし、興味は持ったが(分厚い)「聖書」を読むことは、当分なさそうだ。