会議は踊る(幅健志著)
本書は1989年三省堂刊行のもの、リサイクル書籍であった。
本書は、オ-ストリアのウィーンを舞台に1814年からはじまった「ウィーン列国会議」を中心に、ウィーンの歴史を現したもの。
(初代)ナポレオンやハープスブルグ家といった言葉をキーワードにして話が展開されている。
また、当時の複雑な外交交渉(そして、その裏側)についても窺い知ることができる。
そして、王政と自由主義など、政治体制自体に差がある、各国代表者の対応の違いというのにも興味を引かれた。
本書を読んでいると、領土の線引きを、何度と無く繰り返してきた、欧州諸国の外交の(歴史的)蓄積は、現在においても侮れないことなのではないかと思ったりした。
本書は、オ-ストリアのウィーンを舞台に1814年からはじまった「ウィーン列国会議」を中心に、ウィーンの歴史を現したもの。
(初代)ナポレオンやハープスブルグ家といった言葉をキーワードにして話が展開されている。
また、当時の複雑な外交交渉(そして、その裏側)についても窺い知ることができる。
そして、王政と自由主義など、政治体制自体に差がある、各国代表者の対応の違いというのにも興味を引かれた。
本書を読んでいると、領土の線引きを、何度と無く繰り返してきた、欧州諸国の外交の(歴史的)蓄積は、現在においても侮れないことなのではないかと思ったりした。