オイディプス王(ソポクレス著)
本書は岩波文庫版で読む。
ギリシャ悲劇やホメロスの叙事詩などは、良く哲学・思想系で比喩的に取り上げられたりする。
また、そういう意味で参照が多いのが聖書だ。
だからと言うわけではないが、本作を読む。
以前、時系列的には逆になるが「アンティゴネ」も、読んでいるので内容についての心配は無用だ。
本作のあらすじは皆さんも良く知っているはずだ。
今回は、その複雑な罪(というより自分のかけた呪い)の中で、そして、その事実を知ったことによる絶望の中で、何故死ねない(死なない)のか・・・・それがわかったことが、ちょっとした発見だ。
それは、父親(ライオス)と母親(イオカステ)のいる冥界で、あいまみえることを嫌ったのだ。
そのために、自分からを国を去って、地獄のような余生を過ごすことを選んだのだ。
なかなか、奥が深いのであった。
ギリシャ悲劇やホメロスの叙事詩などは、良く哲学・思想系で比喩的に取り上げられたりする。
また、そういう意味で参照が多いのが聖書だ。
だからと言うわけではないが、本作を読む。
以前、時系列的には逆になるが「アンティゴネ」も、読んでいるので内容についての心配は無用だ。
本作のあらすじは皆さんも良く知っているはずだ。
今回は、その複雑な罪(というより自分のかけた呪い)の中で、そして、その事実を知ったことによる絶望の中で、何故死ねない(死なない)のか・・・・それがわかったことが、ちょっとした発見だ。
それは、父親(ライオス)と母親(イオカステ)のいる冥界で、あいまみえることを嫌ったのだ。
そのために、自分からを国を去って、地獄のような余生を過ごすことを選んだのだ。
なかなか、奥が深いのであった。