私の文章作法(清水幾太郎著)
本書は中公文庫版で読む。
著者については、以前何冊か読んだことがあるが、本書については、山本夏彦氏の影響である。
いわく、人間には文章の書ける人と、書けない人がある、そして、書ける人とは、文字や言葉や文章に相当の好き嫌いのある人だということだ。
なるほど、一見何なの変哲も無い文章について、相当の批判を加えないと、その背景は読めないだろう。
文章を読ませるのは、他人の意識に忍び込む泥棒だという趣旨をもってすれば、人が抵抗無く受け入れてしまう文章・言葉には、なにやら、企業秘密があるものかもしれない。
本書は、やさしい文書で綴られているが、なかなか奥深い。
しかし、気になったことがある、それは、英語の本を日本語に翻訳すると、原書の1冊が、訳本では上中下巻の3冊になってしまうということだ。
うーん、3倍速で読んで、欧米並みなのか。
これは、なんとせう。
著者については、以前何冊か読んだことがあるが、本書については、山本夏彦氏の影響である。
いわく、人間には文章の書ける人と、書けない人がある、そして、書ける人とは、文字や言葉や文章に相当の好き嫌いのある人だということだ。
なるほど、一見何なの変哲も無い文章について、相当の批判を加えないと、その背景は読めないだろう。
文章を読ませるのは、他人の意識に忍び込む泥棒だという趣旨をもってすれば、人が抵抗無く受け入れてしまう文章・言葉には、なにやら、企業秘密があるものかもしれない。
本書は、やさしい文書で綴られているが、なかなか奥深い。
しかし、気になったことがある、それは、英語の本を日本語に翻訳すると、原書の1冊が、訳本では上中下巻の3冊になってしまうということだ。
うーん、3倍速で読んで、欧米並みなのか。
これは、なんとせう。