哲学入門(三木清著)
本書は岩波新書版で読む。
私は、本書を1987年第63刷で読んだのだが、これはよい本だと思う。
哲学に精通されて、本書を批判的に読まれる方もあろう。
既に古い考えとして退けるられる方もあろう。
私も、主観、客観それぞれを超越した境地にある主体(人間)という考え方に、共感を覚えつつも、メビウスの輪の様に、表が裏で裏が表だとして、そのつなぎ目はどこにあるのだろうか、と(懐疑的に)読んでしまうと、その疑問には答えられないことに気づいてしまう。
しかしながら、そういう読み方をすればするほど、自分が虚しい理屈にしがみついてしまう様に思うのだ。
既にはやらない思想かもしれないが、いわゆる「色即是空・空即是色」ではないか?
それ以上の事は、余り求めなくなってきてしまったのだ。
こんな比喩も考えた、真理とは、オイラーが発見した「e^πi+1=0」である。
ただ、全ての数字を当てはめられたときに見つけることが出来る。
私は、本書を1987年第63刷で読んだのだが、これはよい本だと思う。
哲学に精通されて、本書を批判的に読まれる方もあろう。
既に古い考えとして退けるられる方もあろう。
私も、主観、客観それぞれを超越した境地にある主体(人間)という考え方に、共感を覚えつつも、メビウスの輪の様に、表が裏で裏が表だとして、そのつなぎ目はどこにあるのだろうか、と(懐疑的に)読んでしまうと、その疑問には答えられないことに気づいてしまう。
しかしながら、そういう読み方をすればするほど、自分が虚しい理屈にしがみついてしまう様に思うのだ。
既にはやらない思想かもしれないが、いわゆる「色即是空・空即是色」ではないか?
それ以上の事は、余り求めなくなってきてしまったのだ。
こんな比喩も考えた、真理とは、オイラーが発見した「e^πi+1=0」である。
ただ、全ての数字を当てはめられたときに見つけることが出来る。