プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神(マックス・ヴェーバー著)
本書は岩波文庫版で読む。
あわせて「宗教改革と近代社会(大塚久雄著)みすず書房昭和39年四訂版)もご紹介しておきたい。
本書は名著だ、もうそれで良いのではないかと思う(本書を既読の方も多いでしょ)?
ちなみに、本書は読みにくい、本文に匹敵する注釈があり大変難解なのだ。
だから、お勧めは、文末の翻訳者(大塚久雄氏)の解説を読めばとりあえず本書の内容を知りたい人には適当だと思う(立ち読みできそうな範囲だし)。
そして、この変な題名の本が、そのままこの本の要約・目的であることに気づくのだ。
さて、本書では(近代)資本主義の成り立ちを考察する。
資本主義といえば、利益を求めるものである。
そして、キリスト教などの宗教は、利益を厭うものである。
その相矛盾するものが影響しあって、現在に通じる「近代資本主義」を導いたということを、本書の著者は私たちに指し示すことになる。
すなわち、良かれと思ってやっていたことが、全く「別」の「予想外」の「反対」の結果を生み出したということなのだ。
まさに、事実というものは不可思議なものだと納得させてくれる一冊である。
だから、その難解さに耐えて読む価値があるのではないかな?・・・と思う。
そして、あわせてご紹介した本は、本書の副読本として手軽な一冊であると思う。
あわせて「宗教改革と近代社会(大塚久雄著)みすず書房昭和39年四訂版)もご紹介しておきたい。
本書は名著だ、もうそれで良いのではないかと思う(本書を既読の方も多いでしょ)?
ちなみに、本書は読みにくい、本文に匹敵する注釈があり大変難解なのだ。
だから、お勧めは、文末の翻訳者(大塚久雄氏)の解説を読めばとりあえず本書の内容を知りたい人には適当だと思う(立ち読みできそうな範囲だし)。
そして、この変な題名の本が、そのままこの本の要約・目的であることに気づくのだ。
さて、本書では(近代)資本主義の成り立ちを考察する。
資本主義といえば、利益を求めるものである。
そして、キリスト教などの宗教は、利益を厭うものである。
その相矛盾するものが影響しあって、現在に通じる「近代資本主義」を導いたということを、本書の著者は私たちに指し示すことになる。
すなわち、良かれと思ってやっていたことが、全く「別」の「予想外」の「反対」の結果を生み出したということなのだ。
まさに、事実というものは不可思議なものだと納得させてくれる一冊である。
だから、その難解さに耐えて読む価値があるのではないかな?・・・と思う。
そして、あわせてご紹介した本は、本書の副読本として手軽な一冊であると思う。