110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

尾崎放哉句集(池内紀編)

 本書は岩波文庫2007年初版のもの。

 俳句集である、以前はなかなかこういうものを手にする機会はなかった。
 しかし、様々な本を読むことにしたときに、先入観を持たずに読むとその世界が見えてくる。

 ふと、立ち読みしてみて、一度に惹かれた。
 編者が池内紀なのもその要因だ。

 本書の自由律のひとつ「こんなよい月を一人で見て寝る」など、何か言い知れぬものが伝わるのだ。
 たかが言葉なのだが・・・・?