ペスト(カミュ/デフォー著)
カミュは新潮文庫版、デフォーは中公文庫版で読む。
・・・・という風に両巨匠の作品を比較して読んでみました、という企画をしたのですよ。
そして実際に読んでみたのですが、ご存知のように、この2作は、日本国内では「ペスト」と題名を付けられていますが、本来は全く違う題名のものです。
敢えて言えば、カミュは「ペスト」という題名でしょうが、デフォーの方は全く異なります。
また、内容もそれぞれ異なります、デフォーの方は、氏のジャーナリスト感覚が出ている作品であるのに対して、カミュは思想・哲学的な面が強いのです。
そして、これは個人的な好みでしょうが、私はカミュの方が、文体がしまっていて好きなのです。
読みやすさで行けば、デフォーも捨てがたいのですが、何か、冗長なところが目に付いてしまいました。
今回の趣向は、こういう個人的な知的自己満足の罠にはまらないようにご注意ください・・・・というものです。
・・・・という風に両巨匠の作品を比較して読んでみました、という企画をしたのですよ。
そして実際に読んでみたのですが、ご存知のように、この2作は、日本国内では「ペスト」と題名を付けられていますが、本来は全く違う題名のものです。
敢えて言えば、カミュは「ペスト」という題名でしょうが、デフォーの方は全く異なります。
また、内容もそれぞれ異なります、デフォーの方は、氏のジャーナリスト感覚が出ている作品であるのに対して、カミュは思想・哲学的な面が強いのです。
そして、これは個人的な好みでしょうが、私はカミュの方が、文体がしまっていて好きなのです。
読みやすさで行けば、デフォーも捨てがたいのですが、何か、冗長なところが目に付いてしまいました。
今回の趣向は、こういう個人的な知的自己満足の罠にはまらないようにご注意ください・・・・というものです。