活辯時代(御園京平著)
本書は岩波書店同時代ライブラリー版で読む。
昔、映画と音声を同期する技術が確立していなかった時代、活辯という方式(システム)があった。
そして、(活)辯士が活躍できたのは、映画が、画面+音声を同時に出せるようになる前の、わずかな期間なのだ。
そう(今となっては)幻の職業である。
そんな時代の資料を豊富に駆使して、かつての時代を振り返るのが本書であり、辯士の技の一端に触れることが出来る。
本書を読むと、もしかすると3流映画だったものが、彼らのお蔭様で、本当に面白いもの、一流に格上げされたのではないかしらん・・・と思ってしまうところもあるのだ。
さて、本書を見かけた人はその図版を眺めるだけでも、随分楽しめるのではないかと思うので、立ち読みして欲しいな・・・と思う。
昔、映画と音声を同期する技術が確立していなかった時代、活辯という方式(システム)があった。
そして、(活)辯士が活躍できたのは、映画が、画面+音声を同時に出せるようになる前の、わずかな期間なのだ。
そう(今となっては)幻の職業である。
そんな時代の資料を豊富に駆使して、かつての時代を振り返るのが本書であり、辯士の技の一端に触れることが出来る。
本書を読むと、もしかすると3流映画だったものが、彼らのお蔭様で、本当に面白いもの、一流に格上げされたのではないかしらん・・・と思ってしまうところもあるのだ。
さて、本書を見かけた人はその図版を眺めるだけでも、随分楽しめるのではないかと思うので、立ち読みして欲しいな・・・と思う。