本書は1971年
現代思潮社刊行のもの。
無
神学大全というシリーズの中の一冊である。
この著者は、なかなか理解しがたいところがあるのだが、何故か読んでしまう。
多分、言いがたい魅力があるのだろう。
本書も、当初、なかなか取り付きにくいな・・・という感覚で読んでいたのだが、なんとなく、余り考えずに読むと、少し、入ってくるようになった。
そう、意味を捉えようとしたり、努力することなくそのまま読めばよいのだ。
そういう小賢しい事(理性)を著者は指摘・批判しているように思うのだ。
ちなみに、有罪者とは何なのだろうか?