110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス(若泉敬著)

 本書は文藝春秋社1994年刊行のもの、私は安価に手に入る新装版を読む。

 本作は、読むべき本だ・・・と思う(楽園の民とならないためにも)。

 これは、普通の状況では考えられない、日本の外交の成功事例ではないのか?
 それとも、密約があることによる失敗事例なのか?
 しかし、この事例の後、40年程経過するも、沖縄に動きは無いように思うのだが?

 私は、著者には、私たちを「愚民の楽園」と称する権利があると思うのだ。