政治学(矢部貞治著)
本書は勁草書房より昭和24年初版刊行されたもの、私は昭和50年第41刷(!)で読む。
講談社学術文庫に「政治学入門」という同著者の作品があり、その中で本書の存在を知り、ほうぼう探して入手したのだ。
しかし、入手してから読了までは、大分時間がかかったのだが、読んでよかったと思う。
当然、現代の政治的な問題は取り扱うことはできない、しかし、政治学の基礎的なことを知ろうと思えば本書でも十分なのではないかと思う。
政治とは、対抗する利害関係を理性的に解消していくことであり、絶対的な解答は得られないものだということがわかった。
しかし、だからといって、いかに微力であっても政治への参加を忘れてはいけない、それが民主主義なのであれば・・・当たり前のことかもしれないけれども、それを実感させてくれる。
さて、現在の日本は、民主主義なのか社会主義なのか?・・・そういう問題提起も可能だろう。
講談社学術文庫に「政治学入門」という同著者の作品があり、その中で本書の存在を知り、ほうぼう探して入手したのだ。
しかし、入手してから読了までは、大分時間がかかったのだが、読んでよかったと思う。
当然、現代の政治的な問題は取り扱うことはできない、しかし、政治学の基礎的なことを知ろうと思えば本書でも十分なのではないかと思う。
政治とは、対抗する利害関係を理性的に解消していくことであり、絶対的な解答は得られないものだということがわかった。
しかし、だからといって、いかに微力であっても政治への参加を忘れてはいけない、それが民主主義なのであれば・・・当たり前のことかもしれないけれども、それを実感させてくれる。
さて、現在の日本は、民主主義なのか社会主義なのか?・・・そういう問題提起も可能だろう。