働くことがイヤな人のための本(中島義道著)
本書は2001年日本経済新聞社刊行のもの、私は日系ビジネス人文庫版で読む。
たぶん私も「働きたくないのだろうなぁ」と思ったので、本書を読む。
小賢しい意見だと思われるだろうが、本書を一読して何が言いたいのかをつかめる人は少数派だと思う、少なくとも、すでに何か素養がないと難しいように思う。
私は、本書をもって実存主義という言葉を思い浮かべた、しかし、本書の中に実存主義の哲学者の名前は一切出てこない。
しかし、世の中で生きていくことは不条理である、という前提条件をもって、さらに生きていくことを説く本書は、やはり実存主義の哲学書なのだろうと思う。
ただし、実存主義という言葉にこだわる必要はなく、それよりも、ただ生きるということに尽きるのだろう。
たぶん私も「働きたくないのだろうなぁ」と思ったので、本書を読む。
小賢しい意見だと思われるだろうが、本書を一読して何が言いたいのかをつかめる人は少数派だと思う、少なくとも、すでに何か素養がないと難しいように思う。
私は、本書をもって実存主義という言葉を思い浮かべた、しかし、本書の中に実存主義の哲学者の名前は一切出てこない。
しかし、世の中で生きていくことは不条理である、という前提条件をもって、さらに生きていくことを説く本書は、やはり実存主義の哲学書なのだろうと思う。
ただし、実存主義という言葉にこだわる必要はなく、それよりも、ただ生きるということに尽きるのだろう。