僕が2ちゃんねるを捨てた理由(ひろゆき著)
本書は扶桑社2009年刊行のもの(扶桑社新書)。
この著者には、漠然とした偏見を持っていたが、本書を読んでそれが氷解した。
本書の中で、著者と編集者の対談という形で、編集者の杉原氏は著者について「悲観的、そしてロジカル」だとするが、これは、ある意味日本的な偏見であると思った。
(日本という国の基調(文化)が非ロジカルなので目立つのではないのかと思うのだ)
それを、端的に示しているのは、著者が言うように、「そっちに行ったら行き止まり」の話に対して「行き止まりですよ」と言っているだけなのだ(算数で1+1=2ですよと言っているだけの事)。
だから、第2章の「大いなる勘違い」で、紋切型の言葉の意味をきちんと把握しましょうね、問題があればちゃんと考えましょうと(冷静に)言っているところには共感を覚えた。
それでも、何か悪いなイメージを、かもし出してしまうのは、もしかすると、世の中の見方に色眼鏡がかかっているからなのではなかろうか。
私も年をとって、変に頭が固くなり、容易に人の話を聞けなくなったことを自覚しているが(なぜか)この著者の話は納得できるところが多い。
また、機会があれば読んでみたい著者のひとりとなった。
ある意味、預言者の一人かもしれない・・・悲観的な。
この著者には、漠然とした偏見を持っていたが、本書を読んでそれが氷解した。
本書の中で、著者と編集者の対談という形で、編集者の杉原氏は著者について「悲観的、そしてロジカル」だとするが、これは、ある意味日本的な偏見であると思った。
(日本という国の基調(文化)が非ロジカルなので目立つのではないのかと思うのだ)
それを、端的に示しているのは、著者が言うように、「そっちに行ったら行き止まり」の話に対して「行き止まりですよ」と言っているだけなのだ(算数で1+1=2ですよと言っているだけの事)。
だから、第2章の「大いなる勘違い」で、紋切型の言葉の意味をきちんと把握しましょうね、問題があればちゃんと考えましょうと(冷静に)言っているところには共感を覚えた。
それでも、何か悪いなイメージを、かもし出してしまうのは、もしかすると、世の中の見方に色眼鏡がかかっているからなのではなかろうか。
私も年をとって、変に頭が固くなり、容易に人の話を聞けなくなったことを自覚しているが(なぜか)この著者の話は納得できるところが多い。
また、機会があれば読んでみたい著者のひとりとなった。
ある意味、預言者の一人かもしれない・・・悲観的な。