雪国(川端康成著)
本書は岩波文庫版で読む。
冒頭の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。・・・」は、国語の試験問題に出るぞと言われて覚えているのだが、肝心の作品の方は(大変恥ずかしいことながら)未読であった。
そして、この著者に格別興味があったわけでもない。
もし、奇しき縁があるとすればこれが50円で積んであったことだった。
読んでみるとわかるのだが、久しぶりに熱中して読める本に出会った。
いわく、思わず読んでしまう文章だが、誰もがこのように書けるものではない。
そして、この小編に費やした時間のことを考えてしまう。
しかし、駒子はこの後どうなるのだろう?
私もこの幻想(いや現実か?)の虜になってしまったようだ。
永遠の謎を残した本である。
冒頭の書き出し「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。・・・」は、国語の試験問題に出るぞと言われて覚えているのだが、肝心の作品の方は(大変恥ずかしいことながら)未読であった。
そして、この著者に格別興味があったわけでもない。
もし、奇しき縁があるとすればこれが50円で積んであったことだった。
読んでみるとわかるのだが、久しぶりに熱中して読める本に出会った。
いわく、思わず読んでしまう文章だが、誰もがこのように書けるものではない。
そして、この小編に費やした時間のことを考えてしまう。
しかし、駒子はこの後どうなるのだろう?
私もこの幻想(いや現実か?)の虜になってしまったようだ。
永遠の謎を残した本である。