諺の研究(藤井乙男著)
本書は明治39年「俗諺論」として冨山房から出版されたもの、私は講談社学術文庫版で読む。
講談社学術文庫の私的な面白さとは、本書の様な古い書籍(名著)を現代新かな・新漢字で読むことができるということ。
そして、本書も「諺」の研究としては数少ないもので、特殊な位置づけを持っているものらしい。
しかしながら、諺を綺麗に分類できているかというとそうではなく、大きなカテゴリーに分け、それに該当する要素を、いくつかを事例としてあげることができたとところいう感じがした。
たかが「諺」だという風に達観することもできるかもしれないが、それを研究することの難しさひしひしとを感じることができるのだ。
やはり「言葉」に関する研究は突き詰めていくと難しくなるのだ。
講談社学術文庫の私的な面白さとは、本書の様な古い書籍(名著)を現代新かな・新漢字で読むことができるということ。
そして、本書も「諺」の研究としては数少ないもので、特殊な位置づけを持っているものらしい。
しかしながら、諺を綺麗に分類できているかというとそうではなく、大きなカテゴリーに分け、それに該当する要素を、いくつかを事例としてあげることができたとところいう感じがした。
たかが「諺」だという風に達観することもできるかもしれないが、それを研究することの難しさひしひしとを感じることができるのだ。
やはり「言葉」に関する研究は突き詰めていくと難しくなるのだ。