110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

大局観(羽生善治著)

 本書は角川oneテーマ21

 この著者の「決断力」を再読してちらりと紹介したのだが、昨日書店に行くと最近の著作として本書が出版されていた。
 これはしまった、早速買って読まねば・・・・

 ということで、そういう紹介の仕方です。

 著者自身余り意識せずに記されたのだろうが、サルトル、企投という実存用語が出てきて興味を持った。
 棋士という自分自身を賭けて生きていくという職業が、無意識の中に、実存的な考えを呼んだだろうか・・・著者の意外な側面を見たような気がした。