断章47、48
断章47
「上手に話すけれども、上手に書けない人たちがある。それは、場所や一座の人々が彼らを熱中させ、その熱がないときには見いだされないものを、彼らの精神から引き出すからである」(全文)
断章48
「ある論述のなか」で、文法や言葉の使い方の間違いを訂正する場合「それがあまりに適切であるためにかえってその論述をそこなうおそれがある場合には、それをそのままにしておかなければならない」
その「訂正しようという気持ち」は「目が見えないいちずな欲望」であり、その文が「その箇所ではまちがいではないということを知らないのである」なぜなら「そこには一般的基準などというものはないからである」
「上手に話すけれども、上手に書けない人たちがある。それは、場所や一座の人々が彼らを熱中させ、その熱がないときには見いだされないものを、彼らの精神から引き出すからである」(全文)
断章48
「ある論述のなか」で、文法や言葉の使い方の間違いを訂正する場合「それがあまりに適切であるためにかえってその論述をそこなうおそれがある場合には、それをそのままにしておかなければならない」
その「訂正しようという気持ち」は「目が見えないいちずな欲望」であり、その文が「その箇所ではまちがいではないということを知らないのである」なぜなら「そこには一般的基準などというものはないからである」