110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

知の編集工学(松岡正剛著)

 本書は2001年初版の朝日文庫版で読む。

 本書はすごい本だ、なぜなら次のような問いに具体的に解答をしているからだ、私も様々な哲学書などを読むもここまでの解答は得られない、それは、ひとえに著者の天分による。
 というわけで、その問答を列挙する。
 ,覆室然は階層を持つように見えるのか
 △覆次△い弔ら、生命は相互作用の中にはいったのか
 なぜ、人間は自己を知ったのか
 い覆次⊆匆颪倭反イ鯢要としたのか
 イ覆次⇔鮖砲郎乱を好むのか
 Δ覆次∧顕修聾罵の言語を保持しようとするのか
 Г覆次機械は自立的に、ふるまおうとするのか

 本書の解答の全てに納得がいったわけではないのだが、その気概に感ずるところがあった。
 この著者は、この世に生きている人だと思う。