110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

マッカーシズム(R.H.ロービア著)

 本書は岩波文庫版で読む。

 マッカーシズムとは何かも知らずに手に入れて、少し読んでみて、これは何だろうかと思って、また、少し寝かせておいた本。
 ここのところ、再び読んでみたくなったのは、最近の政治が茶番に見えてきたからだろうか?

 マッカーシーの行為は、アメリカの政治を停滞させたわけだが、逆に言えば、これはある程度、マッカーシーという議員の問題と特定できるだけ、逆説的に救いがあるとも言える。
 しかし、現在の日本に現出する政治の停滞は、その原因すら、様々な憶測が飛び交うだけで、その要因は特定できない。
 それだけ、複雑な社会になったのだということで済ませられれば、それは幸せなのだろうが、当事者としてはそういうわけないもいかないだろう?

 どうも病気らしい、症状も出るので、医者に行くと、こういう方法もありますとか言われるので、それを実行するも、一向に良くならないとしたら・・・・あなたは、どう考えるだろう?

 ,泙澄致命的ではなさそうなので、多少不便でもこのままの状況で我慢する。
 多少リスクがあっても、徹底的に治療を施してもらうことを考える。
 その他

 ちなみに、最後まで我慢して、もうどうしようもなくなってから通院して、「手遅れです」と言われてしまうタイプだ。
 (ちなみに、消費税は既に上がっていなければいけないような気もする)