歌舞伎役者(川口松太郎著)
本書は講談社刊行のもの。
高峰秀子の著作に、川口松太郎賛のものがある。
その私生活について知れば、破天荒であまりほめられたものではないという人もいるかもしれないが、そういうものも含めて作品を作り出すという、その行為は、只者ではない。
自転車の乗り方が法令に違反だと細かいことを前にブログに書いたが、それと正に矛盾するように、この著者の本と生き様を認めてしまうのだ。
(私のごときものは、優柔不断にてございます)
本書は、歌舞伎役者の短い生涯を描く一編、最後はあっけない幕切れとなるが、良いも悪いも人情が伝わるところが良い。
何故、お仲は巡礼に出たのか?
なんとなくわかる気がするのは、相当、頭が古いのだろうな。
高峰秀子の著作に、川口松太郎賛のものがある。
その私生活について知れば、破天荒であまりほめられたものではないという人もいるかもしれないが、そういうものも含めて作品を作り出すという、その行為は、只者ではない。
自転車の乗り方が法令に違反だと細かいことを前にブログに書いたが、それと正に矛盾するように、この著者の本と生き様を認めてしまうのだ。
(私のごときものは、優柔不断にてございます)
本書は、歌舞伎役者の短い生涯を描く一編、最後はあっけない幕切れとなるが、良いも悪いも人情が伝わるところが良い。
何故、お仲は巡礼に出たのか?
なんとなくわかる気がするのは、相当、頭が古いのだろうな。