2012-03-09 旅についての思索(山本?艶著) 読書 #読書 本書は講談社学術文庫版で読む。 これは、個人的に気に入った、だって著者紹介に「1920年東京生まれ。大戦中大陸で、社会環境がおよぼす思想の形成を学ぶ。帰国後、放浪に身をゆだねながら独学。万事、常識より体験から生み出す思考を優先させる行動は、ひとから理解されにくく、独自の道を探索中」とある(学術文庫だよ)。 これだけで、良いでしょう。 (当時の)講談社というところの懐の広さを見た気がする。 最初は、本書をなめてかかったのだが、甘かったわ。