壁を破る言葉(岡本太郎著)
本書はイースト・プレス2005年(初版)刊行のもの、この本は岡本太郎氏の語録であり、また、すぐ読める本でもあるので、ここに取り上げるべきか悩んだが、本書におさめられた一つの言葉が気になったのでとりあげた。
それは、芸術という章立ての中にある
「宇宙的でなく宇宙なんだ」
というもの。
私は、岡本太郎氏の本意はどこにあるかを必ずしも捉えてはいないだろうが、山本夏彦が「良心的」ということについて書いたものを思い出した。
多分、そういう事なのだろう。
「××的」という表現を、その意味合いについて、あまり意識せずに使うことがあるが、そこには思わぬ落とし穴がある。
しかしながら、「××的」という言葉を良く目にしたり、聞いたりしている現実は、まさに「現実的」なのであろう。
いや、ちょっとまてよ、現実と現実的とはどう違うんだい。
これで、「宇宙的でなく宇宙なんだ」という言葉の意味が、少し浮かんできませんか?
それは、芸術という章立ての中にある
「宇宙的でなく宇宙なんだ」
というもの。
私は、岡本太郎氏の本意はどこにあるかを必ずしも捉えてはいないだろうが、山本夏彦が「良心的」ということについて書いたものを思い出した。
多分、そういう事なのだろう。
「××的」という表現を、その意味合いについて、あまり意識せずに使うことがあるが、そこには思わぬ落とし穴がある。
しかしながら、「××的」という言葉を良く目にしたり、聞いたりしている現実は、まさに「現実的」なのであろう。
いや、ちょっとまてよ、現実と現実的とはどう違うんだい。
これで、「宇宙的でなく宇宙なんだ」という言葉の意味が、少し浮かんできませんか?