新しい物性物理(伊達宗行著)
本書は講談社ブルーバックス2005年刊行のもの、10年前の著作なので表題の「新しい云々」には多少の違和感があるのだが、読んでみると本当に世の中の事を知らないかったことに気づく、10年前にもこんなにおもしろい世界が開けていたわけだ「ナノテク」という言葉の響きだけは覚えているが実態をしらないでいたわけだ。
そう、人類(のうちのある優れた人たち)は20世紀の間に相当な程度に「物質」をコントロール出来るようになったのだ。
さて、それでは21世紀である現在はどうなのだろうか?
最先端の分野ではとんでもないことが始まっているかもしれない。
技術の進歩は歓迎すべきところもある、がその反面、致命的なパンドラの箱を開ける可能性も増大しているのではないか?
つい最近もアメリカ国内にエボラウィルスが持ち込まれてしまったように、万全の備えをしても漏れ出てしまうものがあるのだから(トンネル効果のようにね)。
そう、人類(のうちのある優れた人たち)は20世紀の間に相当な程度に「物質」をコントロール出来るようになったのだ。
さて、それでは21世紀である現在はどうなのだろうか?
最先端の分野ではとんでもないことが始まっているかもしれない。
技術の進歩は歓迎すべきところもある、がその反面、致命的なパンドラの箱を開ける可能性も増大しているのではないか?
つい最近もアメリカ国内にエボラウィルスが持ち込まれてしまったように、万全の備えをしても漏れ出てしまうものがあるのだから(トンネル効果のようにね)。