ヒンドゥー教の哲学者
シャンカラの著作
岩波文庫版で読む。
解説にあるのだが、
シャンカラはプラフマン(梵)と
アートマン(我)の一致、批判を承知で書けば神と人間は同じだと説いているのだ、真っ先に
キリスト教からクレームがきそうだ。
これも本書中に散見されるが、私は、無限と有限の間をどう取り持つのかという卑小な設問に切り替えて読んでいた。
それでも難問である。
例えば、数は無限にある。
私たちは整数のような認識できる数字を利用している。
しかし、その先にある
無理数や
虚数のようなものを把握できれば・・・・うーん、無理だな。
みたいな感じ、言葉では言えるが実践には根本的な大転換が必要な気がする。