本書は
岩波文庫版。
ちょっと読んだら惹かれたので入手、詩は好んで読むわけではないのだから不思議だ。
(もう生きていたくないから)
もう生きていたくないから
死んじゃおうかな
と思いながら
冷蔵庫の
なかみのことを考えていたのさ
卵と ハムと 林檎と
それから ええと
ほかになにかあっただろうか
・・・・・
それから はらがいっぱいになって
それから ねむくなったからねむって
それから 目覚めたら今日だったが
やっぱりおれ 生きていたくないんだよう
実は本当のところ理解はしていないと思うのだけれども、手放せなかった一冊であった。