110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

古書無月譚(尾形界而著)

 本書は東京堂出版平成4年刊行のもの。

 古書の入札については以前何かの折に読んだことがある。
 しかし、それを題材にした小説があるとは、世の中は複雑怪奇な様相である。
 古書に魅せられた物の贔屓目か、本書は面白く読ませてもらった。
 まぁ、残念なことは、ブログの題目の示すごとくに、私は古本屋の真のお客ではないということだ。
 それでも、その境地が嫌ではないけれどね。