オデュッセイア(ホメロス著)
イリアスに続いては、オデュッセイアを読む。
オデュッセイアとは、オデュッセウスの詩(うた)という意味だそうだ。
また、オデュッセウスとは「憎まれっ子(オデュサメノス)」という意味で、本書の中に命名の話がある。
内容は保証されているので、ただ、読めばいい「気の置けない本」だ。
イリアスよりは、少し、ファンタジー色が強い。
オデュッセウスは、神々の思うところにより、トロイヤ戦役の後、10年にわたって漂白させられるが、最後、故郷のイタケの島に帰り、自宅に居すわる悪人(?)どもを蹴散らす。
このように、何か、ヒーロー物を読むような感じの本だ。
そして、この著作が、今から、2000年以上前には完成していたという事に思いを巡らすと、また、違った感慨が生まれる。
あとは、神々に対する、一般的な考え方も伺う事が出来るようにも思う。
多神教で、信仰が深い。
古い、日本もその様な神々がいて、その様な信仰があったと思う。
塩野七生さんの著作で、オデュッセウスの妻ペネロペイアが、トロイヤ戦役から数えて20年も、家を空ける夫を嘆くと言う小説があったが(ちらと、立ち読みしただけだが)、オデュッセイアを読んだ後だと、面白さも増すかもしれない。
そういえば「ローマ人の物語」の最終巻は12月15日刊行とのこと、期待して待つとしよう。
オデュッセイアとは、オデュッセウスの詩(うた)という意味だそうだ。
また、オデュッセウスとは「憎まれっ子(オデュサメノス)」という意味で、本書の中に命名の話がある。
内容は保証されているので、ただ、読めばいい「気の置けない本」だ。
イリアスよりは、少し、ファンタジー色が強い。
オデュッセウスは、神々の思うところにより、トロイヤ戦役の後、10年にわたって漂白させられるが、最後、故郷のイタケの島に帰り、自宅に居すわる悪人(?)どもを蹴散らす。
このように、何か、ヒーロー物を読むような感じの本だ。
そして、この著作が、今から、2000年以上前には完成していたという事に思いを巡らすと、また、違った感慨が生まれる。
あとは、神々に対する、一般的な考え方も伺う事が出来るようにも思う。
多神教で、信仰が深い。
古い、日本もその様な神々がいて、その様な信仰があったと思う。
塩野七生さんの著作で、オデュッセウスの妻ペネロペイアが、トロイヤ戦役から数えて20年も、家を空ける夫を嘆くと言う小説があったが(ちらと、立ち読みしただけだが)、オデュッセイアを読んだ後だと、面白さも増すかもしれない。
そういえば「ローマ人の物語」の最終巻は12月15日刊行とのこと、期待して待つとしよう。