はじめての構造主義(橋爪大三郎著)
構造主義なるものは良くわからなかったが、本書を読んで少し理解した。
社会の様々な事象を抽象化し、その奥に潜む法則(構造)を数学的な手法で分析するという事のようだ。
ただ、現在では、ポスト構造主義なるものが生まれて、時代遅れのイメージを持たれているようだ。
さて、このような、思想のはやり廃りをいろいろ目の当たりにすると、「どの考え方を採用すれば良いのか?」という疑問が出てくる。
いわゆる、プラトンのような古典から、近代的な哲学まで、つまみ読みしてきたが、それぞれがそれぞれなりの、奥行きを持っている。
それでは、いきなり最先端の思想に飛びつけば良いのか?
ある種、現代の様に情報が過多な状況でも、全く問題なく処理する力のある人ならば、それも可能だろう。しかし、最近(最新)の思想ほど何か複雑で、容量が多くなっている様に思う。
それを、理解しているうちに、新しい思想が現れてしまう。
ならば、もっと、単純でわかりやすいものの方が良いのかもしれない。
例えば、ストア哲学のように、論理的に穴があっても、良いではないか。
そんなことも考えてしまった。
でも、レヴィ=ストロースの著作はいつか読んでみたいと思ったので、この本の著者の目的は、私には対しては効果があったと思う。
社会の様々な事象を抽象化し、その奥に潜む法則(構造)を数学的な手法で分析するという事のようだ。
ただ、現在では、ポスト構造主義なるものが生まれて、時代遅れのイメージを持たれているようだ。
さて、このような、思想のはやり廃りをいろいろ目の当たりにすると、「どの考え方を採用すれば良いのか?」という疑問が出てくる。
いわゆる、プラトンのような古典から、近代的な哲学まで、つまみ読みしてきたが、それぞれがそれぞれなりの、奥行きを持っている。
それでは、いきなり最先端の思想に飛びつけば良いのか?
ある種、現代の様に情報が過多な状況でも、全く問題なく処理する力のある人ならば、それも可能だろう。しかし、最近(最新)の思想ほど何か複雑で、容量が多くなっている様に思う。
それを、理解しているうちに、新しい思想が現れてしまう。
ならば、もっと、単純でわかりやすいものの方が良いのかもしれない。
例えば、ストア哲学のように、論理的に穴があっても、良いではないか。
そんなことも考えてしまった。
でも、レヴィ=ストロースの著作はいつか読んでみたいと思ったので、この本の著者の目的は、私には対しては効果があったと思う。