「
ローマ人の物語」を一生懸命読んでいた時に、Web検索していると「背教者ユリアヌス」という本が存在しているのを知った。
その後「
ローマ人の物語」の中にも掲載されている事を合知り、
辻邦生という作家に興味を持った。
まだ「背教者ユリアヌス」は手に入れられないが、その作風を知りたいので読み始めたのが、この本だ。
本書は、私にとっては難しい本だ、特に、
歴史観や仏教観が自分の認識と違うので、戸惑っている。
小説の仕立てとしては良いのかもしれないが?
本書が「
谷崎潤一郎賞」を受賞しているならば、自分の読込みが甘いという事だろう。
まだまだ、修行が足りんという事か。