110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

第3波と言われるコロナ対策は・・・

・三密を避けること

・手洗い、うがいをきちんとすること

接触する必要がない時には、他人と接触しないこと

・人のいるところでは、極力マスクを着用する。

 

実は、第1波が来た時と何も変わらないが、一番有効な手段らしい。

そして、実際に変わるのは、人間の方で、だんだんと、こういう基本的な対応が面倒になってくる。

確かに、気温が下がり、湿度が下がるとウィルスに感染しやすくなる状況にはなる。

しかし、ウィルスが人間を媒介して感染を広げる以上は、当たり前なことだが、人間にしか原因はない。

誰かが、意識的にか無意識にか、手を抜いた結果が、現状の姿だということだね。

 

東京都522名>大阪府370名>北海道304名>神奈川県208名>愛知県202名、首都圏986名、全国比41%

政府と北海道の、昨今の状況を見ていると、実質的に金銭がからむと、中央政府の意向(補助金など)が必要なのだろうね?

しかし、政府としては、首尾一貫、経済活動の回復を願っている。

そうなると、実際の新規感染者数の増加と医療状況の逼迫、および医療崩壊の現実を見せるという(自治体の)自傷(デモンストレーション)しか手段しかないと判断したのだろうか?

北海道は、JR北海道の経営状況を見てもわかるように、日本の中でも(例えば経済的に)弱い地域だと思う(各処理施設の勧誘などもその一端だろう)、だから、政府はどう対応するかをはっきりさせないと、禍根を残す可能性がある。

いや、それもできないほどに、何かに縛られているのか?

たかが年間10億円の学術会議に噛みつくのは、そういうことなのか?

 

ここにきて、経済重視と感染防止重視の意見が飛び交ってきているのだが、現在、感染者数が低下するための具体的な政策はなされていないので、新規感染者数は増えるだろう、放置すると、医療逼迫から医療崩壊し、高齢者が中心だろうが、経済擁護派の言う自殺者の増加などでは比べられない状況が出現することは、諸外国の実績から明らかであろう。

すなわち、GoToキャンペーンを推進するのは勝手だが、なんらかの方法(神頼み?)で感染者が減らなければ、行き着くところは同じだ。

そこで出てきた一つの考え方は、今回のコロナは風邪と同程度のものだから、放置しておけばよいという意見だが・・・?

まぁ、これもあまり利口な意見ではないな、医療崩壊した後に惨状が待っていることは明らかだ、日本が今のところこの程度で済んでいるのは、潜在的に自粛している人が多数いるということでしかない。

経済的に、自殺してしまう人には申し訳ないのだが、このところよく聞く「不要不急」という言葉に合わせて考えると、飲食にしろ、旅行業にしろ、それらは突き詰めて考えると「不要不急」なものでしかない。

そういうもので相当に水増しされたものが、現在の経済(消費社会)だということだと思っている。

コロナ禍はその本質をシビアに見せてくれているだけなのだ。

GoToトラベルの功罪?

GoToトラベル、除外要請なし 国交相、継続方針強調
11/20(金) 11:07配信 共同通信
 赤羽一嘉国土交通相20日の記者会見で、観光支援事業「Go To トラベル」の対象から新型コロナウイルス感染症の拡大地域を除外するかどうかについて「(都道府県知事から)現時点でそうした声はない」と述べ、これまで通り事業を継続する方針を改めて強調した。
 赤羽氏は「トラベル事業でクラスター(感染者集団)を形成した事例はないが、引き続き高い警戒心を持って状況を注視し、感染拡大防止の取り組みをこれまで以上に徹底する」と話した。

新型コロナウィルスは、私たちに、複雑な問題を突き付けている。

ただし、問題の回答は明らかだ、感染前の様に自由に活動できる状態にすること・・・

しかし、手段が難しい。

この傾向、まさに、いわゆるネット上のウィルスとそっくりだね。

また、国の補助金などの財政出動は限界にきていると見て良かろう。

赤羽さんは、先の、菅総理公明党山口氏の会談での合意を受けているだけなのだろう。

そして、国民は耐えるしかない状況に陥っていると思われる。

いずれにしろ、政府は、受け皿(医療体制)を感染爆発により、必死に作らざるを得ない状況になる可能性はあるが、先手を打って個々の国民を予防することはもうできないと判断して行動した方が良いし、すでに何割かの国民は今も自粛していることは明らかだ。

 

ウイルスの感染者は、下手な対応をすると、本当に倍々で増えるから大変だね。

私は、慎重に生活をしているつもりで、大多数の人よりはるかに他人との接触が少ないはずだが、それでも、この先数か月ある冬場で、感染しないと言い切る自信はない。

東京都で4桁台の試算も

備忘録として記憶しておこう、実現するか否か?

「感染者1日1020人」の試算 東京の警戒レベル引き上げ、専門家異論なし
11/19(木) 20:58配信 毎日新聞

 東京都内で新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めが掛からない。都は19日に過去最多を更新する534人の新規感染者を確認。同日開かれた都のモニタリング会議では、都内の感染状況の警戒レベルが最高の「感染が拡大している」に引き上げられた。季節性インフルエンザとの同時流行が懸念される冬を前に、都内は感染拡大防止の正念場を迎えている。
 「先週は拡大の始まりと申し上げたが、今回は急速な感染拡大の局面を迎えたと判断している」。都のモニタリング会議に出席した国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長はこう述べ、この1週間で都内の感染状況が大きく悪化したとの認識を示した。
 都によると、直近7日間を平均した1日あたりの都内の感染者数は9月以降、140~190人台で高止まりしていたが、11月に入って急増。前週は会議に参加する専門家の間で意見が割れて警戒レベルの引き上げは見送られたが、感染者数は今週も増加傾向が続いたため、「危機感が共有されていた」(出席した専門家)と引き上げに異論は出なかったという。
 19日の会議では、重症化リスクの高い65歳以上の高齢者が10~16日に274人になり、前週の197人から約4割増えたことが報告された。また、新規感染者については、現在の増加比(1週間で約3割増)が4週間続くと、1日あたり約1020人に増えるとの試算も示された。
 入院患者数は18日時点で1354人で大きく増えておらず、医療提供体制の警戒レベルは上から2番目の「体制強化が必要」が維持された。ただ、病床に余裕があるわけではなく、都医師会の猪口正孝副会長は「重症患者数の増加が続けば、(一般患者の)手術を制限せざるを得なくなり、通常医療の維持と重症患者のための病床の確保の両立が困難になる」と危機感をあらわにした。
 会議に参加した「東京iCDC」(東京感染症対策センター)の専門家ボード座長を務める賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は、冬になると空気が低温乾燥状態になって新型コロナウイルスが活性化するとともに、細かい飛沫(ひまつ)が飛んで感染しやすくなると指摘。「常にマスクや手洗いを忘れず、換気に注意する。近距離でマスクなしで15分以上会話をしないように注意してほしい」と語った。【内田幸一、斎川瞳、竹内麻子】

マイナンバーカードの申請を検討し始める

健康保険証やら運転免許証やら住民票やらのためと言うよりも、確定申告をeTaxでやろうかな・・・という動機の方が強い。

あれだよね、政府は躍起になって、このカードの利便性を上げようとしているけれども、却って、集約しすぎると、犯罪の種になる可能性が高くなるように思うんだ。

ややこしいだろうけれども、本人証明書類を、いくつかに分散しておいた方が、犯罪には強いよね。

まぁ、本気でやるのならば、窓口業務でのマイナンバーカードの提示は極力やめて、パソコンやらスマホやらを経由して、2段階認証にして、個人の特定を厳重にした方が良いのではないのかな?

 

追記(2020/11/27)

とりあえず、写真はキタムラで撮ってもらって申請した。

申請は簡単すぎて「大丈夫か?セキュリティ」と思ったが、まぁ、他人の顔でカードが来ないことを祈ろう(現状ではマイナンバーカードでの実害はそれほどなさそうだが、将来的に運転免許証や健康保険証の代わりとなるときな臭い、あと長い方のパスワードが重要だけれども、覚えているのが億劫だよね?)。

まぁ、当然なことだが、写真に写った自分の顔を見て、あらためて老けたことを確認した。

東京都534名>大阪府338名>北海道267名>愛知県219名>神奈川県205名>兵庫県132名、首都圏1006名、全国比43%

実は、日本もアメリカに倣って連邦制なんだよ、だから、各地域で「良きに計らって」頂戴ね・・・と言われれば納得しそうな、北海道のこのところの数字だね。

アメリカの大統領選のごたごたに引っかけて、トクヴィルの「アメリカの民主政治」を読んでいるのでその影響)

と思ったら、大阪や神奈川も大変だ。

でも、知事や道民も言い出さないのかな「政府による地域差別」じゃないのかなってね?

 

さて、首都圏の合計が1,000を越えてきたので、全国比が下がるかと思いきや極端には変わらず。

余り、良い感じはしないね。

今日は、東京も暖かかったけれども、これから冬真っ盛りになるので、不安はいや増すばかりだね。

東京の新規感染者数が1,000を越えたら、政府は動くのかな、動かないのかな、やっぱり連邦制なのかな?

山登りはご用心

山登りはいいよね、今は、介護に専念している状況なのでできないけれども、かつては、低山登りを良くしていた、ご指摘の通り、登山届は出さずに・・・だったけれどもね。

まだ若かったからなのか、それとも、数十年前のことなので、登山者自体が多かったので、比較的山が荒れていなかったからなのか、まぁ、運が良かったのだろうね?

以下の記事にある大菩薩嶺は登ったことがあるけれども、道志山系はちょっとアクセスが悪いし低山と言えども警戒するな、静かな山歩きにはなるだろうから、慣れた人には魅力的だろうけれども・・・

後ろめたいから?7割が登山届出さず…「お忍び」で低山登り、遭難相次ぐ
11/19(木) 9:21配信 読売新聞オンライン
 今夏、富士山(3776メートル)や南アルプス山系など高山での遭難が減った反面、低山を無届けで登って遭難するケースが増えたことが、山梨県警への取材でわかった。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められ、「お忍び」で手頃な低山を楽しもうという人が多かったためとみられる。先月も遭難者は昨年並みに増えており、紅葉シーズンを迎える中、県警は注意を呼びかけている。(小山海風、鈴木経史)


■85%が首都圏から
 県警によると、今年7~8月の山岳遭難は20件で、昨年の48件から激減した。富士山は昨年の3件に対し0件、国内標高2位の北岳(3193メートル)などがある南アルプス山系は26件減って2件だった。コロナ対策のため、富士山や南アルプス山系で登山道の閉鎖や山小屋の休業などが相次いだためとみられる。
 一方、標高1000メートル級が連なり首都圏からも近い県東部の大菩薩・道志山系は9件で、昨年より5件増えた。県内での遭難は例年、富士山と南アルプス山系が半数以上を占めるが、今年は9割が日帰り登山中で、そのほとんどは低山で発生した。
 また、4~9月に遭難した45人中35人が県外からの登山客で、そのうち首都圏の登山客が約85%に上る。

 

■アプリからも提出可
 登山届の提出割合が低いのも今年の特徴だ。
 昨年(4~9月)は遭難者の45・8%が登山届を提出していたが、今年(同)は26・8%にとどまる。特に8月は17件の遭難が起きたが、提出があったのは2件だけだった。
 登山届はルートや日程、氏名、住所、緊急連絡先などを記入するもので、救助や安否確認で重要な手掛かりとなる。登山口に設置された専用ポストのほか、スマホの無料アプリ「コンパス」でも提出できる。
 県警幹部は「外出自粛が求められる中、登山をすることに後ろめたさを感じ、登山届を出しにくい心理が働くのかもしれない」と推測する。

■Go To影響か
 だが、10月の遭難は9月から11件増えて19件となり、昨年10月と並んだ。10月1日から政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京発着の旅行が追加されたことが背景にあるとみられる。
 甲州市の藤尾山(1606メートル)では都内の男性(71)が滑落して死亡するなど、10月は死者2人、重傷者4人となった。
 紅葉が見頃を迎えた今月、16日現在の遭難は19件で、昨年同期比で14件増加した。県警の担当者は「計画をしっかり練って自分の力量にあった山を選んでほしい」と話している。

 下の記事は、上の記事を読んでいたら出てきた、大変残念な事故だ。

しかしながら、本記事を取り上げたのは、30年ぐらい前に名古屋に住んでいて、よく鈴鹿山脈の方へ行ったことを思い出したのだ、1000m前後の低い山しかないのだが、当時の私も霧に取り巻かれて登山道を見失ったことがある。

やはり、山に行くときは冷静に自分の体調を考えながら、無理はしないことが大事なんだろうね。

比較的やさしいと言われる丹沢で、山登りに慣れた人が凍死したという話も聞いたことがあるしね。

遭難し山岳警備隊と一緒に下山中だった男性が滑落し死亡 三重県菰野町
11/18(水) 10:26配信 メ〜テレ名古屋テレビ
17日夕方、三重県菰野町の山で、遭難した男性が山岳警備隊に発見され一緒に下山する途中で滑落し死亡しました。
 警察によりますと、17日午後2時40分ごろ、三重県菰野町八風峠登山道周辺で、四日市市の無職 佐藤一雄さん(78)から「道に迷ってしまった」と110番通報がありました。
 その後、午後5時ごろ山岳警備隊3人が佐藤さんを発見し一緒に下山を始めましたが、その途中で、佐藤さんがバランスを崩して約20m下の岩場に滑落し、救急隊により死亡が確認されました。
 現場は標高約600mにある幅1.2mほどの山道で、山岳警備隊と佐藤さんは1m間隔で縦に並んで下山していたということです。
 警察は、佐藤さんが登山歴が30年ほどと経験が豊富で、ヘッドランプ付きのヘルメットを着用するなど装備も整っていたため下山できると判断したということです。
 四日市西署の川端敏弘副署長は「下山は必要な救助方法だったが、このような事故に至ったことは誠に残念」としています。