110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

山登りはご用心

山登りはいいよね、今は、介護に専念している状況なのでできないけれども、かつては、低山登りを良くしていた、ご指摘の通り、登山届は出さずに・・・だったけれどもね。

まだ若かったからなのか、それとも、数十年前のことなので、登山者自体が多かったので、比較的山が荒れていなかったからなのか、まぁ、運が良かったのだろうね?

以下の記事にある大菩薩嶺は登ったことがあるけれども、道志山系はちょっとアクセスが悪いし低山と言えども警戒するな、静かな山歩きにはなるだろうから、慣れた人には魅力的だろうけれども・・・

後ろめたいから?7割が登山届出さず…「お忍び」で低山登り、遭難相次ぐ
11/19(木) 9:21配信 読売新聞オンライン
 今夏、富士山(3776メートル)や南アルプス山系など高山での遭難が減った反面、低山を無届けで登って遭難するケースが増えたことが、山梨県警への取材でわかった。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が求められ、「お忍び」で手頃な低山を楽しもうという人が多かったためとみられる。先月も遭難者は昨年並みに増えており、紅葉シーズンを迎える中、県警は注意を呼びかけている。(小山海風、鈴木経史)


■85%が首都圏から
 県警によると、今年7~8月の山岳遭難は20件で、昨年の48件から激減した。富士山は昨年の3件に対し0件、国内標高2位の北岳(3193メートル)などがある南アルプス山系は26件減って2件だった。コロナ対策のため、富士山や南アルプス山系で登山道の閉鎖や山小屋の休業などが相次いだためとみられる。
 一方、標高1000メートル級が連なり首都圏からも近い県東部の大菩薩・道志山系は9件で、昨年より5件増えた。県内での遭難は例年、富士山と南アルプス山系が半数以上を占めるが、今年は9割が日帰り登山中で、そのほとんどは低山で発生した。
 また、4~9月に遭難した45人中35人が県外からの登山客で、そのうち首都圏の登山客が約85%に上る。

 

■アプリからも提出可
 登山届の提出割合が低いのも今年の特徴だ。
 昨年(4~9月)は遭難者の45・8%が登山届を提出していたが、今年(同)は26・8%にとどまる。特に8月は17件の遭難が起きたが、提出があったのは2件だけだった。
 登山届はルートや日程、氏名、住所、緊急連絡先などを記入するもので、救助や安否確認で重要な手掛かりとなる。登山口に設置された専用ポストのほか、スマホの無料アプリ「コンパス」でも提出できる。
 県警幹部は「外出自粛が求められる中、登山をすることに後ろめたさを感じ、登山届を出しにくい心理が働くのかもしれない」と推測する。

■Go To影響か
 だが、10月の遭難は9月から11件増えて19件となり、昨年10月と並んだ。10月1日から政府の観光支援事業「Go To トラベル」に東京発着の旅行が追加されたことが背景にあるとみられる。
 甲州市の藤尾山(1606メートル)では都内の男性(71)が滑落して死亡するなど、10月は死者2人、重傷者4人となった。
 紅葉が見頃を迎えた今月、16日現在の遭難は19件で、昨年同期比で14件増加した。県警の担当者は「計画をしっかり練って自分の力量にあった山を選んでほしい」と話している。

 下の記事は、上の記事を読んでいたら出てきた、大変残念な事故だ。

しかしながら、本記事を取り上げたのは、30年ぐらい前に名古屋に住んでいて、よく鈴鹿山脈の方へ行ったことを思い出したのだ、1000m前後の低い山しかないのだが、当時の私も霧に取り巻かれて登山道を見失ったことがある。

やはり、山に行くときは冷静に自分の体調を考えながら、無理はしないことが大事なんだろうね。

比較的やさしいと言われる丹沢で、山登りに慣れた人が凍死したという話も聞いたことがあるしね。

遭難し山岳警備隊と一緒に下山中だった男性が滑落し死亡 三重県菰野町
11/18(水) 10:26配信 メ〜テレ名古屋テレビ
17日夕方、三重県菰野町の山で、遭難した男性が山岳警備隊に発見され一緒に下山する途中で滑落し死亡しました。
 警察によりますと、17日午後2時40分ごろ、三重県菰野町八風峠登山道周辺で、四日市市の無職 佐藤一雄さん(78)から「道に迷ってしまった」と110番通報がありました。
 その後、午後5時ごろ山岳警備隊3人が佐藤さんを発見し一緒に下山を始めましたが、その途中で、佐藤さんがバランスを崩して約20m下の岩場に滑落し、救急隊により死亡が確認されました。
 現場は標高約600mにある幅1.2mほどの山道で、山岳警備隊と佐藤さんは1m間隔で縦に並んで下山していたということです。
 警察は、佐藤さんが登山歴が30年ほどと経験が豊富で、ヘッドランプ付きのヘルメットを着用するなど装備も整っていたため下山できると判断したということです。
 四日市西署の川端敏弘副署長は「下山は必要な救助方法だったが、このような事故に至ったことは誠に残念」としています。