110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

見過ごされているかもしれない屋根問題

現在、度重なる台風被害でインフラ(電気など)の問題がとりあげられているのだが、そこで少し深く考えて見ると、多分、構造物の風への耐久力の基準値がだいたい40m程度に設定されているのではないかと思われる。

電柱ですら40mなのだから、一般家屋もその程度だろう。

ちなみに、数年前に屋根材を瓦から普通の板材に変えたのだが、調べたところ、メーカー指定の工法で施工された場合に約40mの風圧に耐えるとあった。

実は、それをみて心配になったのだ、それまでも、台風情報を見ると「中心付近の最大瞬間風速50m・・・」などという報道は当たり前であったからだ。

だから、屋根を変えたあとの最初の台風には凄く神経質になった。

まぁ、数年を経過したところではなんとか持ちこたえているので世間並ではあろう。

しかし、どうも、その世間並のしきいがあがりそうではないか?

例えば、東京都内で50mの暴風が吹き荒れて、一戸建ての屋根が、かなりの確率で損傷うしたら・・・?

「だから、マンションなんだよ」などという新しい売り文句が出現するかもしれない。

しかし、都内で、多くの家の屋根が吹き飛んだら・・・と想像するとコミカルだが、大変なことにはなる。

しかも、自己責任であることは間違いない。