長期政権の功罪
政権が長期化するということは、特に、外からの視点で見れば、安定した国家運営が出来ているということになるのだろう。
しかし、権力、それも、国家権力を長期に渡って握るという事は、その人格までも変えてしまうことになりかねないのだと思う。
これは、別の視点からの話なのだが、日韓の政治を比較するということで言えば、多分、政権的に追い込まれているのは、文さんの方だと思う。
しかし、韓国は不買運動が起こったり政府の方針を国民が受け入れている。
しかも、現在も続く元法相の問題を受けて支持率もそれほど高くなかったにも関わらずだ。
逆に、日本では、国民の疑問には目もくれずに、勝手に内閣が動いている印象が強い。
まぁ、小選挙区の力で自民党の得票数は必ずしも過半数を得ていないという事情があるので仕方がないとも言える。
そして、国会議員の質の低下は酷く、現在も問題になっているが、あの桜の会に関わる明らかな無知(無恥)は、呆れるばかりだ(小渕優子が大臣を辞めたことがあるよね、あれと同じ事件なのだけれども、本当に偉くなると常識も捻じ曲げられるようだね、いや、そもそも、あんな答弁している様じゃ「日本のセキュリティは飽きれるほどお粗末です」と海外にPRしたようなもんだけれどもね)
政治家への忖度で、官僚の力は更に削がれている。
もとより、官僚のシステムは戦前と変わっていないので、その利権に関しては未だに不透明なところが多いのだが、最近はミスが多い様に思う。
もしかすると、意図的にミスしているのかもしれないけれどもね。
さて、どうなるのかな。
まずは、来年早々、秋元氏をどう処遇するかだね。
離党したからということで、適当にほとぼりが冷めるのを待つのかな?
ちなみに、現在、国内への投資案件はwelcomeのはずなので、意外と、そういうところがポイントかも知れないね?
20世紀なら「中国からの投資なんて」と袖にした可能性があるが、現在のリアルな事情では「それでも欲しい」のかもしれないね。
政治家の批判に「国を売った国賊」なんていう言葉があるけれども、現在は、国を挙げて「外資にお買い上げ」いただくところまで来ているのかもしれないね。
家計の事情として。