110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

失われた30年というけれども

日本人は「失われた30年」の本質をわかっていない

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200126-00325346-toyo-bus_all

という東洋経済OnLineの記事があって、やはりコメントを興味深く読ませてもらった。

ご指摘の様に、日本は経済的な面、競争力で相対的な力が低下している。

でも、海外の連中がそれほど良い生活をしているのかどうかは、よくわからない。

だから別の面での最先端の状況について、どう対応していくのかを考えて行けば、日本は再び脚光を浴びるはずだ。

それが、少子高齢化、そして人口減少だ。

経済成長で切り抜けるというのが現在の方針だが、果たしてそれで良いのだろうか?

話は飛躍するが、このところ喫煙者の割合は減ってきているようだが、たばこの価格は400円位らしい。

そのたばこ1箱のお金で100円(税抜き)の古本を3冊ほども買えるこの国はとても文化的に裕福なように思うのだが、どうだろう?

カラマーゾフの兄弟」も、たばこ1箱程度で入手できる。

これが老害と言われる考え方なのかもしれないけれどもね。

ただし、その100円本の質も最近下がってきている。

それでも、薄田泣菫の「完本茶話」が100円棚にあったときは感動したね、が、既に買ってあった。