110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

2035年には大きな変化が必ず起こる

中国、ガソリン車を2035年に全廃へ すべて環境車に
10/27(火) 21:48配信 朝日新聞デジタル
 中国工業情報化省などは27日、2035年に新車販売のすべてを電気自動車(EV)などの新エネルギー車(NEV)やハイブリッド車(HV)にする方針を明らかにした。ガソリンエンジン車は市場で販売できないようになる可能性が高い。各国が環境対応車の優遇を進める中、中国政府はさらに一歩踏み込む。
 同日に発表されたロードマップによると、35年には新車販売で通常のガソリンエンジン車をすべてHVにすることを目指す。また、EVやプラグインハイブリッド車燃料電池車などが含まれるNEVについても、新車販売で50%以上占めるようにする。ガソリンエンジン車は市場から排除されることになる。
 世界最大の自動車市場でもある中国が環境対応車への優遇をさらに進めることで、日系を含む自動車メーカーは対応を迫られそうだ。
朝日新聞社 

あと15年で、現在の自動車が必ず様変わりする、突然変わるわけではないので、徐々に顕在化することになるのだが、そして、自動車産業の意味合いも変わることになる。

トヨタの最近の動きは既にそういうことを見切って様々な取り組みを行っている証拠なのではなかろうか?

2050年の我が国の目標もお題目としては宜しいのだが、この、中国の2035年宣言も当然日本の産業界に大きな影響を与えるだろう。

対岸の火事ではないのだ。

コロナ禍の影響下での企業業績の悪化が目立つのだが、ここは冷静に、国力が低下していないかと慎重に調べてみることも必要なのではないか?

ここのところの日本の大手製造業の動きは気になるところだ。