110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

ミスリードしないように

コメントにも指摘があったように、若者の街(記事では、渋谷、お台場、原宿)の人出が増えたから、若者がのし歩いている・・・わけではなく、そういう地域に、実際に、どういう年代の人が繰り出したのかを調べなければ本当のことはわからない。

また、若い人が、街に繰り出すのは別に咎める必要はない、ただ感染予防をきちんとして欲しということだ、また、逆に、中高年や高齢者は、行きたい気持ちは山々だろうが、理性的になって自粛する方が良い。

重症化したら数十倍から数百倍のリスクがあるとわかっているのだから、そして、重症化したら、若者よりも長く医療機関の厄介になるのだから、自重するのはそういう人たちで良いと思う。

ただし、比較的お金を使うのもそういう中高年以上の層だろうから、経済的な効果としては別の判断もあろう。

良く読めば、違うのだろうが、いかにも若者が悪いように思わせぶりな記事なので、ミスリードしない様にお願いしたい。

「年末年始コロナ特別警報」後初の週末、若者の街中心に人出増加
12/21(月) 12:03配信 TBS系(JNN
 東京都では「年末年始コロナ特別警報」が発出されて初めての週末を迎えましたが、20日の都内の人出を見てみると、若者が集まる街を中心に増えていたことがわかりました。
 東京都では20日、直近7日間で平均した1日当たりの感染者数が603人となり、初めて600人を超えました。こうしたなか、21日、新宿・歌舞伎町に新たに開業した民間のPCR検査センターには、朝から行列ができていました。
 「息子の小学校のなかに陽性者があったそうで、息子自体は何もないんですけど、一応念のため、家族のなかで僕が代表して受けに来ました」(PCR検査を受けに来た人)
 「札幌にもうすぐ行くから。帰省ですね。(Q.札幌に行く前に)はい、そうですね」(PCR検査を受けに来た人)
 また、東京では「年末年始コロナ特別警報」が発出されて初めての週末となりましたが、20日(日曜日)午後3時の人出を前の週と比べたところ、銀座で6.1%、新宿で7.5%減少した一方で、若者が多く集まる渋谷のセンター街では6.6%、お台場で3.6%、原宿で9.4%増加するなど、減っていないことがわかりました。
 東京都では21日夕方、対策本部会議を開き、年末年始の医療体制の強化などについて協議する方針で、小池知事が臨時の記者会見を開き、都民に説明します。(21日11:14)