110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

世論に押されて、少なくとも表面的な政治家の新旧交代は実現するかもしれない?

自民幹部のボランティア発言不適切と五輪相
2/9(火) 10:49配信 共同通信
 橋本聖子五輪相は衆院予算委で、東京五輪パラリンピック組織委員会森喜朗会長の発言を受け大会ボランティアの辞退が相次いでいる状況に関し、二階俊博自民党幹事長が「辞めたいなら新たに募集する」とした発言は不適切だったとの認識を示した。 

自民党内でも意見が分かれることが目につくようになった、党内の統括が緩んでいる状況なのだろう、また、昨今の、議員のお粗末な行動からしても、議員の質も劣化しているのだろう。

一見、一枚岩に見えていた、連立与党の公明党も意見が分裂した事例が出てきているし、すでに、政治家は世論、国民の行動が予測できない段階に入っているのだろうね。

その証左が、先に決められた罰則規定であり、国民を法で裁くしか拘束力がなくなってきているのではなかろうか?

こうなると、自民党などの与党は、表面的な国民の評価がクリーンな議員を擁立し、そのイメージを維持するというような、そうだな、役者のような国会議員を創出して、影で操るようなことをやり始めるかもしれないな。

そうすると、表面的には、今回の事例では、森氏が辞任、そして、二階さんもこの先数年間でみるとなんとなく表に出ないようになってくるのだろうね。

でも、本質は変わらないと思うよ、却って、そういうような傀儡政権のほうが、国民が政治の本質を知らずに生活できるからね。

目の前で、バカを演じてくれる方が、実はわかりやすいとも言える。

ただ、私は、この事件で、森氏が、オリンピック実現に向けて多年に渡って尽力してきたことが初めて分かったけれどもね・・・