110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

そんなに簡単な仕事なのかな?

二階氏「安倍首相の総裁4選、十分あり得る」
3/12(火) 11:44配信 毎日新聞
 自民党二階俊博幹事長は12日午前の記者会見で、安倍晋三首相の党総裁4選の可能性について「党内外、特に海外からの支援も十分あるわけだから、この状況においては十分あり得ることだ」との認識を示した。「党内の隅々まで意見をよく聴取した上で、円満に決めていきたい」とも語った。
 二階氏は、総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長した2017年の党則改正を主導した。二階氏はこの日の会見で、連続4期への任期延長の可否について、安倍首相を念頭に「余人をもって代え難い時には何ら問題はない」と指摘した。【竹内望】

 自民党内では他の議員も同様の発言をしていたけれども、本来、首相の職は激職で長くは続けられないという感覚を持っていた。
 3期というのも異例に長いようにも思えるのだ、これが、4期になれば、超人的な人物と認めても間違いが無いだろう。
 確かに、与党は安定多数をもって野党側に対して侮蔑的なポジションを取っている感じはする。
 しかし、すでに少子高齢化の影響が明らかに見えはじめている現状から、この数年で(政治とは別なのかもしれないが)この国が大きな岐路に立たされる可能性は十分高いと思う。
 権力闘争に強い人、すなわち政治家の範疇で強い人ではなく、政治のできる人が国民に待望されたときに、今の「政治権力」に貪欲な自民党という選択肢が支持されるのか?
 それよりも、安倍総理自体が、第二期内閣発足時と比べて性格が変わっているように見えるのだ。
 まぁ、自民党安倍晋三という人を党存続のための生贄に捧げるつもりなのかもしれないね、それだけ、他の議員の質が劣化しているのだろう(今の与党公明党の議員の方が一見良さそうだね、表立っていないからなのかもしれないけれどね)。
 
 私は、先の国会(参議院)で「共産党の小池議員」が、安倍総理に、「民主主義についての質問(沖縄の県民投票を踏まえた話)」をしたのを見て、少なくとも「民主主義」は終わっていることに気づかされた。
 自民党を支持する人は当然いるだろう、それは、これからも増えそうな格差の中で、上位にいる人たちだろうね。

 二階さんは、先日の東京都知事選のコメントと言い、政治的認知症に陥っているのではないかと疑ってしまう。