110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

政治家という公職にあっても公然と茶番ができるとは、恐れ入る

もう、年の功なんて言えないよね?

もしかすると、自民党(与党)の議員の中にもこの国をどうかしたいと努力している人もいるだろう、しかし、現在の状況(緊急事態宣言下の東京都)すら判断できない人が少なくとも確実に4名いることが明らかになったことは、衆議院参議院議員が党派を越えて話し合っても良い程の国政議員の信頼問題とも言えよう。

本来、この事件には興味がないのだが、ブログの防備録として上げた。

前から、つぶやいているけれども、日本という国は本当にひどくなったね。

今の人に対して老婆心ながら記すと、前が良かったのではない、ひどくなったのだ。

「兄貴」と慕う上下関係が裏目に 深夜会食で離党の自民3氏
2/1(月) 17:18配信 産経新聞
 自民党松本純国対委員長代理が緊急事態宣言発令中の東京都内で深夜まで銀座のクラブを訪れていた問題は、新たに田野瀬太道文部科学副大臣大塚高司国対副委員長が同席していたことが判明し、自民に激震が走った。田野瀬氏が文科副大臣を更迭されたうえで、3氏が離党する事態に発展した。これまで「1人で行った」と説明していた松本氏は後輩を守るために嘘をついたことを認め、結果的に自民の傷口を広げた。国会で野党から追及を受ける菅義偉(すが・よしひで)首相にとっても大きな打撃となる。
 松本氏と田野瀬氏、大塚氏の仲の良さは永田町では有名で、頻繁に酒席を共にしていた。田野瀬氏は昨年9月に副大臣に就任する前まで国対副委員長を務め、大塚氏は松本氏を「兄貴」と慕っていた。松本氏も2人を高く評価するなど、深い信頼関係が築かれていた。
 今回の問題が発覚する端緒となったのは、週刊新潮ウェブ版が1月26日に配信した記事だ。松本氏が同月18日午後11時過ぎまで銀座のクラブなど飲食店3軒をはしごしたと報じられ、松本氏は同26日、記者団に事実関係を認めたうえで「店には1人で訪れた」と説明した。
 当初、松本氏は党役職の辞任を否定したが、社会的な反響が大きく、同29日に国対代理の辞職に追い込まれた。ただ、松本氏はこの期に及んでも、1人で行ったとの説明を「変わりない」と記者団に語っていた。
 ある党幹部は「松本氏は、一緒にいた人をかばったんだろう」と沈痛な面持ちで語ったが、結果的に2人は同席を認めた。3氏は今月1日に党本部を訪れ、二階俊博幹事長から離党勧告を受けた。
 これを受け入れた松本氏は同日、「1人だったと説明したが、実は後輩議員2人と共に訪問した。事実と違うことを申し上げ、心からおわびしたい」と虚偽の説明だったことを明らかにし、頭を下げた。
 田野瀬氏も記者団に「松本氏が私たち2人をかばおうとしているのを知っていた。心苦しかった」と釈明した。一連の危機管理上の失態が傷口を広め、党全体のイメージを悪化させたといえる。
 松本氏は麻生派志公会)、田野瀬氏は石原派(近未来政治研究会)、大塚氏は竹下派平成研究会)に所属している。いずれの派閥も昨年の党総裁選で首相を支持した。
 首相は1日、官邸を訪れた田野瀬氏を厳しく叱責したうえで、文科副大臣を更迭する意向を伝えた。党関係者は「重要法案を審議する大事な国会中に足を引っ張るとは何事か」と語気を強めたが、自民党全体の「気の緩み」が印象づけられたのは間違いない。公明党遠山清彦衆院議員の議員辞職と合わせ、秋までに行われる衆院選に向け、与党は抜本的な戦略の見直しを迫られる。