110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

米平均寿命、1年縮む

事件が長期化すると様々な判断が可能になってくる、コロナ禍の最中で、感染予防・防止と経済優先の2項対立が激しく争っていたのだが、1年以上経過してみると、結果的に、下手に手を緩めずに感染対策をしていれば、多分、かなり長い期間、自粛措置を軽減できたであろう・・・と思う。

確かに、感染拡大直後の専門家(尾身会長など)の見解は悲観的に見えたが、今となっては、ある程度の確度で正しかったとのだろう。

前にも書いたが、問題の核心をきちんと捕えないといけないようだ。

感染症が流行ったのだから、まずは、感染の拡大を抑えること・・・という「基本」を蔑ろにすることの危険性が改めて分かったわけだ。

追記(2021/2/19)寿命が1.2%縮む(統計的・確率的だが)ということは大きなことの様に思える。

米平均寿命、1年縮む コロナ流行の20年上半期
2/19(金) 4:31配信 AFP=時事
【AFP=時事】米疾病対策センター(CDC)は18日、新型コロナウイルス流行が始まった2020年上半期、米国の平均寿命が1年縮んだことを明らかにした。
 CDCが発表した統計によると、同期の平均寿命は77.8歳で、2019年の78.8歳からちょうど1年縮み、2006年以降で最短となった。最も大きな影響を受けたのがマイノリティー(少数派)で、非ヒスパニック系黒人の寿命は3年、ヒスパニック系の寿命は約2年それぞれ縮んだ。
 米国では現在も新型ウイルスの犠牲者が増え続けており、CDCは今回発表した統計は暫定的なもので、新型コロナウイルス流行の影響や、薬物過剰摂取による死者の増加などの全体像は反映していないと説明している。【翻訳編集】 AFPBB News