他人との接触のほうが近いことがあるのでは?
そういう私が見て思うことがある、これは、今に始まったことではない、随分前から多数の事例を経験している。
例えば、2人いるとほぼ幅いっぱいになる歩道を歩いているとして、向こうから2人が会話をしながらこちらに歩いてくるとしよう。
こちらからは、変な中高年(私)がそちらに向かっている、その時だが、この2人の間のどこが一番開いているだろうか?
これは、私の経験則なのだが、この(親しげな)2人の一番開いているところは、この2人の間なのだ。
だから、私は一番開いているこの隙間を通ろうとする(合理的な判断だと思っている)、そうすると、この隙間を詰めて、私の通行を妨げようとする(親しい間柄を阻害するからだろう)、ということを何回も味わった。
どういうことかというと、相手を何らかの形で認識していると、それなりの距離をお互いにを取ろうとするようなのだ、しかし、認識していないと、本来持っている距離感以上に詰まってしまう場合があるはずなのだ。
満員電車などでも同様で、知人との間はなんとか狭いながらも距離感を維持しようとするが、知らない他の乗客のことは知ったことではないから、異常に接近していたりする、背後などは、そもそも、距離感自体が普通の人は認知できない。
そして、これは予想だが、スマホを見ながら歩く習慣の人はさらに距離感がひどく悪く(近く)なっていることだろう。
すなわち、外出、飲食などでは、他人との距離感については、意外と意識が低い場合があるのではなかろうか?
自分はやっているつもりでも、思いの外、他人があなたの身近に居ることがないか、一度考えてみるのも良いかもしれない。