110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

EU、難民問題協議へ アフガンめぐり危機再来警戒

EU、難民問題協議へ アフガンめぐり危機再来警戒
8/17(火) 10:31配信 産経新聞
フランスのマクロン大統領は16日のテレビ演説で、アフガニスタンの不安化で「欧州に向けて大量に移民が流出する危険がある」と述べ、対応の必要性を訴えた。欧州各国は、アフガンでの活動を支えた通訳、協力者の亡命受け入れを進める一方、2015年にシリア内戦で経験した移民危機の再来を警戒している。
マクロン氏は、「アフガンにはテロ集団がおり、不安な状況を利用しようとしている」と警告。大量移民は犯罪の温床になりうると指摘し、「欧州だけでは結果を引き受けられない」と国際社会の協調を求めた。
ドイツのメルケル首相は16日、「懸念を抱く人たちが、アフガン近隣国で安全に滞在できるようにせねばならない」と発言。パキスタン国連難民高等弁務官事務所UNHCR)への支援の必要性を訴えた。ドイツへのアフガン人受け入れは、独政府・軍に協力した通訳、援助団体の関係者らを優先する方針だ。
欧州ではシリア内戦により、100万人以上の移民・難民が流入。便乗して渡欧した不法移民によるテロ事件も発覚したため、アフガン不安化による移民急増への危機感は強い。欧州連合(EU)は17日、オンライン形式で非公式外相会合を開き、対応策を協議する。(パリ支局 三井美奈) 

オリンピックも世界の片鱗を伺うことのできる良いイベント(教材)だと思うが、今回のアフガニスタンの動向は、それにも益して、様々なことを考える良い機会になるだろう。

タリバンがなぜこんなに速やかに支配できるのか、何故、アメリカはそれでも撤兵するのか、昨日は、中国が支援を表明したし、ロシアも連絡をとっているようだが、その意味するところはなんだろうか、そして、アフガニスタンの歴史を紐解いてみると、様々な、こともわかってくるはずだ。

アフガニスタンアメリカが蜜月だった時期もあったことはご存知だろう、それが、次第に離反していったということも、前提におくべきではないか? 

今回は、ヨーロッパの対応だが、歴史的にはNATOによる空爆という過去もある。

そして、中東への影響はどうだろうか?