110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

群馬県のある日のコロナ対応状況

これは、群馬県の上毛新聞のコロナに関する記事だ。

群馬県では、20代、30代の2割は2回接種しているようだ、さらに、接種率を上げるようなので、群馬県の今後の新規感染者数の推移は注目しても良いだろう。

こういった東京都でないところのほうが、情報が細かくて、参考になる面があるのではなかろうか?

都市部を中心に、世論の状況から、政府や自治体への不満記事が作りだされる傾向があるのだが、あまりに近視眼的な情報や、個人的な情報発信をきちんとした裏付けもなく多数意見として発信しないという、記者としての基礎的な技量が必要な時期だと思う。

《新型コロナ》群馬県内、新規陽性最多337人 若年中心 親類の集まりやバーベキューなどの行動歴伴う例目立つ…
[2021/08/27 06:00]
 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は26日、新たに10歳未満~80代の男女337人の陽性が判明したと発表した。21日の325人を上回り、1日当たりの発表数としては過去最多となった。感染拡大は収まる気配がなく、依然として若年層が中心。直近の陽性者増加について、県はお盆前後の人の流れが要因とみて、改めて外出自粛とワクチン接種を強く呼び掛けている。
 県内での感染確認は、再陽性も含め累計1万3900人(うち158人死亡)となった。デルタ株が含まれるL452R変異株は、新たに男女15人から新たに検出され、県内での確認は計1606人となった。安中市の部品製造工場で従業員6人の陽性が判明、県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。
 県によると、19~25日に陽性が公表された1915人は、20~30代が44%(838人)、40~50代が26%(504人)、12~19歳が14%(277人)など。ワクチン接種の対象年齢に達していない11歳以下は10%(192人)だった。
 最近の陽性者について、県はお盆に親類が集まったり、バーベキューや海水浴などの行動歴を伴ったりする事例が目立つとする。当面は普段接していない人との接触や外出を控えるよう求めている。
 山本一太知事は26日の記者会見で、新たに太田市内に療養先のホテル162室を確保し、31日に運用を始めると明らかにした。既存のホテルと合わせ、計1133室となる。一方、9月末までの稼働を予定している県央ワクチン接種センター(高崎市)の10月以降の機能維持について、山本知事は「早急に検討を進める」とした。
 館林市は放課後児童クラブ関連で複数の児童の陽性が判明したと明らかにした。児童が通う小学校1校を30、31日の2日間、臨時休校とすることを決めた。分散登校による始業式は9月1、2日とする。(まとめ 山田祐二)
◎モデルナ製異物混入 同じ工場製品が東毛に納品 未使用
 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は26日、未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったとして、同じ製造ラインで作られた三つのロット番号のワクチンを使用しないよう各地に要請した。群馬県は同日、県営東毛ワクチン接種センター(太田市)に、該当する番号のワクチン1560瓶(1万5600回分)が納入されていたと明らかにした。いずれも未使用だった。
 県営ワクチン接種センター運営課によると、三つの番号のうち、一つが確認された。このワクチンは27日から1週間程度で使用する予定だった。接種予定の人には別の在庫を使って対応するため、今後の接種に影響はないとしている。
 県央ワクチン接種センター(高崎市)には、該当するワクチンはなかった。
 2カ所の県営接種センターでは接種の際、薬液を注射器に入れる前後の計2回、異物の有無を確認している。県は引き続き、センターの従事者に確認を徹底するよう周知した。(山田祐二) 

県内のワクチン接種に関する記事もある

《新型コロナ》群馬の12~64歳接種率が全国一 1回目47%、20~30代課題
[2021/08/28 06:00]
 群馬県内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況で、12~64歳の1回目接種率が26日時点で47.41%と全都道府県で最も高いことが27日、政府データに基づく県の集計で分かった。高齢者を含む県全体の接種率は1回目が60.98%で3位、2回目が46.52%で12位。今後は特に最近の新規感染者の4割を占める20~30代の接種率向上に力を入れる。
 県によると、12~64歳の1回目接種率は本県に次いで山口46.84%、熊本45.79%、和歌山45.26%などと続く。関東7都県で比較すると、東京が43.17%(6位)で本県に次いで高く、茨城33.55%(25位)、神奈川33.42%(26位)などとなっている。
 上位の要因として、米モデルナ製を活用する県営接種センターが市町村向けの米ファイザー製の供給減を補い、全体を押し上げていると分析する。一方、2回接種を終えた20~30代は2割程度にとどまることから、県は20~30代向け特典抽選の創設などを通じて促進を図っている。
 山本一太知事は26日の会見で、これまでに2回接種を終えた県内約90万人のうち、モデルナ製で十分な免疫ができる目安の2週間を経過した後に重症化した人は1人もおらず、中等症も2人にとどまると強調。「デルタ株以上の強力な変異株が出てきた時、重症化を防ぐためにも接種は重要。対象者全員の2回接種を全国で最も早く終えることを目指す」と述べた。
(西山健太郎
◎県内238人陽性
 新型コロナウイルス感染症で、県と前橋、高崎両市は27日、新たに238人の陽性が判明したと発表した。ワクチン接種が高齢者ほど進んでいない子ども世代の関連するクラスター(感染者集団)が新たに3件発生したことも明らかにした。
 太田市の学習塾では、生徒20人と職員6人の陽性が判明した。9月5日まで休業するという。前橋市の高校では生徒17人の陽性が判明した。館林保健所管内(館林市邑楽郡)の放課後児童クラブでは、児童生徒11人の陽性が分かった。既にクラスターの発生が確認されている前橋市の別の高校でも新たに生徒1人が陽性となり、陽性者は計7人となった。
 同市の部品製造工場でも20~30代の従業員5人が陽性となり、クラスターが発生したとみられる。
 日高病院(高崎市)では、新たに入院患者1人、職員2人の陽性が判明、陽性者は計11人となった。人工透析抗がん剤など特殊な治療が必要な外来患者や、かかりつけ患者で急を要する場合に限り、電話相談の上で受け入れを再開する。入退院や手術、一般の外来などは引き続き見合わせる。
 27日の新規陽性者238人は10歳未満~80代の男女。県内での感染確認は、再陽性も含め累計1万4138人(うち158人死亡)。デルタ株が含まれるL452R変異株は、新たに男女137人から検出され、県内での確認は計1743人となった。