110円の知性

110円(税込)の古本を読んで得た知性とはこんなもの(消費税変更に合わせて改題)。

東京都1853名で、重症者は264名(-3)、死者は10名、首都圏5478名、全国比42%

残念ながら第4波の時の東京都は感染を上手くコントロールできていた、同時に悲劇的な状況に陥った大阪府と比べるとはっきりわかる。

そして、第5波だが、その大阪府の死者数など比べても、余り差が出てこない。

それだけ、東京都の感染者数がものすごかったとも言えるが、さすがに、大阪府も対応を練ってきたとも言えるだろう。

そういう状況をデータで追いかけてきた身としては、東京都の現在の多少落ち着いている傾向にあるが、それまでの感染爆発が信じられない、東京都民はどうなってしまったんだろう。

政治への不信、小池知事への不満、オリンピック、パラリンピックへの不満で、こうなったのならば、本当にひどい都民に成り下がってしまったとしか言いようがない。

都政への不満ならば、都議選で意見表明もできたはずなのに、投票に行かない人が続出し、オリンピック、パラリンピック推進派の都議で占められたことはご存知のとおりだ。

デルタ株だから?

いいや、それでも自粛すれば、感染は抑えられる。

私には、自分勝手に感染を広げて、非常事態宣言を呼び寄せながらも、政府や自治体に責任転嫁している、世論の姿しか見えない。

若い人は重症化しないから良いんだ、しかし、感染者が増えれば、非常事態宣言を呼び寄せ、学校がオンライン授業になったり、飲食店を中心にアルバイトができなくなったりする、一時期、若い世代の新規感染者数の比率が70%以上あったことがあるのだが、それは、自分たちの生活を圧迫した原因の70%を若い世代(自分たち)が呼び寄せたことだと気づかなかったのだろうか?

そして、挙げ句の果には、自分より若い世代、子供にまで感染拡大させてしまった。

その事が、どうしてもわからない。